当協会がお世話になっているネパールのトリブバン大学からサンザイ准教授が来日されました。この貴重な機会に富山でも講演していただけることになりました。
2015年に起きたネパール大地震、倒壊した文化遺産や住宅の復興はすすんできているものの、そこには新たな問題が浮かびあがってきているとの報告がありました。
政府が援助するモデル住宅では、ネパールの伝統的な文化や従来の生活習慣を復元することが困難であり、被災された人々の現実には表面化されにくい問題がまだまだあるそうです。
大氏教授はこの数日後に何度目かのネパール訪問をされ着実に研究成果をあげてこられたようです。今後はユネスコとの共同研究に発展する可能性があります。
また、当協会のネパール支部代表のラジェンドラ氏は国会議員に当選され、一方で長く研究されていた環境問題の分野で博士号を取得されたそうです。おめでとうございます!!