4月9日、救急薬品市民交流プラザにおいて、令和5年度総会が開かれました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございます。
まずは、ダルマ・ラマ会長の挨拶から。
「会が発足して8年目となりました。自分自身はこれからも農業や美術など幅広い方法で活躍し、富山で人と人を繋げていければと思っています。これからも皆さん一人一人にいろんなイベントに参加してもらって力を借り、いろんな形の支援があることが大切です。これから、ネパールをはじめ多くの外国人が日本に来るでしょう。そんな現状に対応できる会として前進していけると良いと思っています。会の益々の発展を願います。」
続いて、(公財)富山国際センター・国際交流推進専門員 中村則明さんよりご挨拶。
富山国際センターと協会が、草の根国際活動助成という取り組みでかかわっており、外国人と日本人・県民が活き活きと多文化共生社会を目指していけるように願う、とのお言葉をいただきました。
ここからは副会長・大角利雄さんが議長となり、議事進行。
まず、令和4年度の協会活動報告が事務局長・二塚晃さんからありました。
【協会の事業は主に3つ】
①ネパール人と富山県人の相互交流
②ネパール人の生活支援
③ネパール大震災の復興支援
①会発足当初から、ダサイン祭を開催。コロナ明けの昨年は、利賀瞑想の郷で、日本人30余名、ネパール人30余名集合。楽しく盛り上がるイベントとなった。
その後、瞑想の郷、天竺温泉が閉鎖という事になったが、5月から再開するということなので、今年度も瞑想の郷での開催予定である。
②・昨年4月から6月にかけ、ネパールからの留学生は、射水市に70名、富山市に30名来県した。
学生たちが移動手段に難儀している状況だったので、自転車を13台寄付することで援助した。
・県内での就労、結婚出産などの役所申請などの補助を行った。
③ネパール大震災発生を機に会が発足して以来、ネパールの復興に携わっている。
(ネパール・トリブバン大学と富山大学・大氏先生が提携、大震災により被害を受けたユネスコ世界遺産の復興に取り組んでいる。総会研修会で報告。)
続いて、決算報告が会計・水野里都さんより、監査報告が副会長・今里道真さんよりおこなわれました。
さて、令和5年度の事業計画案は、令和4年度とほぼ同様に進めていく予定。
一部高岡市の補助金助成の申請を予定しています。
- まずは、7月2日。『ネパール料理を作って味わう会🍛』高岡市立成美公民館で開催予定❗
みんなで作るネパール料理はとっても✨美味✨。コロナ以前は60名以上の参加がある会でした。
令和5年度、多くのみなさんの出席を期待しています❗
さいごに、事業内容でもある研修会【ネパール大地震と復興支援プロジェクトの取組み】(富山大学芸術文化学部教授 大氏正嗣氏)を聴講予定でしたが、先生の体調不良により変更。
副会長である大角利雄さんが、ご自身の思いを『ボランティアと国際協力、国際交流の経験的凡人思考と行動について』をテーマにお話されました。
🌏青年海外協力隊としてネパールに赴任し3年、帰国後の社会還元活動を経て、青年海外協力隊富山県OB会会長に就任。その経験の中で、世界を誰かのフィルターを通さずに自分の目で見る👀ことが大切であるという実感を『グローバルな社会で外国人と付き合うための12のポイント』にまとめて語りました。
そして、同じ地域に居住する外国人に対するケアがまだまだ必要であること、自分たち市・県民が外国人への対応方法を考えることができるよう、進化する必要があると述べられました。
たくさん用意された写真の中、ネパールの住人のみなさんの屈託のない笑顔😄の写真が印象的でした。
「ネパールと海外の方々のために、交流の協力をしていきましょう!」と述べ、今年度の総会は終了しました。
以前のようにみんなで集えるようになり嬉しいですね!親睦を深め、たのしんで協会の活動をしていきましょう!
今年度も、ネパール人のみなさんと富山に住む私たちの、相互交流、相互理解が深まるよう、各行事への参加、ご協力をよろしくお願いいたします❗❗😊